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胸が切なくなるクラシックの作品を貼っていくやで~

サムネ 切ない
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1: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)18:47:57 ID:jWc

トヴェイト ハルダンゲル地方の100の旋律より
名誉ある出迎え

2: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)18:50:14 ID:jWc

シューベルト きれいな粉ひき屋のお嬢さんより
しおれてしまった花

訳は以前スレを立てたんでそれを見ちくり~
春になれば花が咲き、あの子も僕のまことに気づいてくれよう、と
粉ひき屋のお嬢さんに振られた若い粉ひき屋の徒弟が歌う絶望の歌や

3: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)18:51:12 ID:PL1

ワイも貼ってええか?

5: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)18:52:06 ID:jWc

>>3
大歓迎やで~
どんどん貼ってクレメンス・クラウス

8: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)18:52:40 ID:PL1

>>5
サンガツ

シベリウス アンダンテ・フェスティーヴォ

4: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)18:52:03 ID:VMs

なんでクラシックヲタってひけらかしガ○ジになるんやろな…
音楽スレでもバカみたいに貼りまくる奴おるし

6: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)18:52:26 ID:jWc

>>4
僕はそんなつもりはないゾ……
みんなといいものを共有したいだけだゾ

21: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:06:57 ID:YvO

>>4
これがひけらかしに見えるならやばいぞ

7: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)18:52:40 ID:PHp

胸が切なくなるクジラックスの作品?

10: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)18:54:23 ID:RiB

>>7
ワイもこれに空目して開いた

9: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)18:54:10 ID:jWc

ムソルグスキー ホヴァンシチナよりマルファの恋の歌
若い娘はあてどもなく歩き回った、花咲く野辺を

マルファというのはこの作品のヒロインで、
もと貴族の子弟のアンドレイ・ホヴァーンスキー公と恋仲やったんやが、
彼に捨てられ、挙句の果てに殺されかけるんや
その彼女が彼との楽しい思い出を思い浮かべつつ、敗れた恋に心を痛める歌や

12: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)18:56:36 ID:jWc

人の心のうつろいやすさを歌った>>2>>9との落差を楽しんでクレメンス
弦楽合奏版が有名やけど、原曲は男声合唱のための曲や

13: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)18:59:32 ID:jWc

ヴァーグナー ニーベルングの指環よりヴァルキューレ、
ジークリンデの独白とブリュンヒルデの受胎告知、ジークリンデのブリュンヒルデ礼賛の場面
「どうぞ、私には構わないで、私を死なせて……」
「あなたは英雄の子を宿しているのです、生きなさい」
「こよなく尊い奇蹟よ!気高き乙女よ、私は貴女に感謝いたしましょう!」
歌詞で分かると思うんで無用な説明はしないゾ
ジークリンデちゃんは健気で泣けるンゴねえ……

14: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:01:25 ID:jWc

モンテヴェルディ アリアンナよりアリアンナの嘆き
「私を死なせてください」

テセウスに捨てられたアリアドネが悲しんで歌う歌や
テセウスを呪う言葉が出てくるんやが、言った直後に彼女が
私どうかしてるのよ、愛しい人を呪うなんて……と低い声で呟くのが最高に悲しくてテセウスほんとひでとなるで

15: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:02:58 ID:jL7

大バッハはあるのかな
活き活きとしたリズムが命だし
数学的幾何学的と言われるし
男性的な音楽だから
チョイスは難しいか

18: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:04:10 ID:jWc

>>15
受難コラールに基づいたカンタータでぐう切ないのがあるで
ちょっと待ってね
今135番持ってくるから

16: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:03:14 ID:Zon

ワイクラシック素人
G線状のアリアをゲーセンジョウと読み通ぶる

17: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:03:40 ID:jWc

シューベルト 遠くへと恋焦がれるのです

「父さん、貴男には分からないでしょうね、
ぼくの心が見果てぬ国を求めてどんなに高揚しているかを……
父さん母さん、さようなら、僕はもう二度と帰りませんが、
息子は幸福の国を見つけたのだと思ってください」
乳と不仲だったシューベルトの心情すら滲む、
ロマン派の極北ともいえる曲や

19: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:06:25 ID:jWc

これや!
カンタータ第135番
「ああ、主よ、哀れなる罪びとなるわたくしを、
御身の激昂のうちに裁くことをご勘弁ください」←日本語が変な訳になるのは許してクレメンス
お聴きになれば分かる通り、マタイの受難コラール(「血にまみれたイエス様のみかしらよ」)に基づくカンタータや
歌詞も悲しくてやりきれないやで

22: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:08:27 ID:jL7

>>19
サンイチ
カンタータは月~金曜日一日中聴いとる
合唱もええしアリアもええし至高や

23: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:09:22 ID:jWc

バッハのカンタータならこれも切なくなるで
38番 「深い苦しみの底から、私は御身に呼びかけるのです、主よ!」
(このスレとは直接関係ないが、バッハのカンタータの番号は
整理するとき器械的につけたものなんで、
実際の教会歴に基づいたものではなく、バッハの作曲順でもないことに注意してクレメンス)
これはルターお手製のコラールに基づくカンタータや
この曲を気に入ったメンデルスゾーンが、彼をリスペクトして変奏曲を書いてるで
そっちもいい曲や

26: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:12:35 ID:jL7

>>23
せやね
バッハ本人は教会カンタータと世俗カンタータを分けてなかったからな

カンタータ全集選集は
コープマン
ガーディナー
りューシンク
リリング
リヒターとシュライアー
持っとる
オススメはこの順やわ

27: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:15:13 ID:jWc

>>26
ワイもコープマンだいすこ
OVPPではないけれど、歌う喜びに満ちていてええんや
リューシンクは「リリングさんのライセンスがだめになった!2年で仕上げて?」と鰤の偉い人に言われて、
「無理無理ぜったいかたつむり」とリューシンクが諦めかけたのを説得して、
図らずもバッハのカンタータの作曲スペースと同じ期間で録音することになったエピソードだいすこや
合唱団はヘタウマやけど、それを補ってあまりある魅力があるんや

25: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:12:01 ID:jWc

声楽が続いたんで器楽曲も
シューベルト 弦楽五重奏曲より第二楽章
シューベルト最後の室内楽作品や
天国的にはじまるのに、突然人が変わったように荒れ狂って、
それが去った後の寂寥感がすさまじい(こなみかん)
まるでシューベルトの人生みたいだぁ……(直喩)

28: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:18:24 ID:jWc

ブラームス クラリネット五重奏曲

ほんとは晩秋に貼るべき曲なんやが、
春に貼るならモーツァルトなんやが、だいすこなんでまあ多少はね?
ブラームスの憂いが伝わっていいゾこれ^~

29: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:20:42 ID:jWc

RVW 旅の歌より「俺はどこへと流離おうと言うのだ?」

歌詞とタイトルと曲調で分かるけれど、
シューベルトの冬の旅をリスペクトした曲や
「俺は飢えを原動力に、どこまでも流離う、あてどもなく……」
もっと有名になるべき曲や

31: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:21:18 ID:7I1

オルフェウス室内管弦楽団のカノン

32: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:22:27 ID:jWc

ムソルグスキー 荒々しく風は吹きわたる

厳しい冬を呪い、夏の輝く太陽を希う歌や
ロシア音楽は環境のせいか絶望的に暗い曲が多くてほんとすこ

34: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:28:09 ID:jWc

ムソルグスキー お眠りなさい、農夫の息子よ

ムソルグスキーが多くなるのはワイの趣味なんで許してクレメンス・クラウス(はムソルグスキーの曲は1曲も振ってないはずや)
一見どうということのない子守歌に聴こえるが、
この曲にはふたつの版があって、通常歌われる第二の版では削られた歌詞がこの初版には出てくるんや
「ツァーリがどんな悪政を敷こうと、イエス様はお前をまもってくださるよ」
当然この版は帝政ルーシに対する重大な挑戦という事で検閲ではねられたんやが、
奇蹟的に楽譜が残っていたんで、今現在われわれがこれを享受できるんや
言論の自由が認められている現代に感謝やね

35: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:39:47 ID:jWc

ムソルグスキー ホヴァンシチナより幕切れの音楽

ピョートル大帝によって銃兵隊を含む旧勢力が一掃され、
もはやこれまでと分離派教徒らが炎の中に集団自決するのがホヴァンシチナの結末なんやが、
暗殺されたイヴァンの息子であるアンドレイが、最後は元恋人の分離派教徒のマルファのもとに帰ってきて、
マルファは優しくアンドレイを迎え、
「見捨てないわ、私の愛しい人、ともに炎の中に消えましょう」と炎に身を投じるんや
幕切れにはいくつかの版があるんやが、ワイがくるおしいほどすこなのはこの動画で聴けるショスタコーヴィチ版や
集団自決した分離派教徒らの姿を見てピョートル大帝の親衛隊が惧れをなし、
彼らが去った後でナロード(ロシアの民草)が
「母なるルーシよ、そなたの苦しみは何と深い事か、
誰がそなたを苦しみより救ってくれるというのか?
それでも朝はやってくる、主よ、願わくばルーシに恩寵をかけさせたまえ……」と歌い、
前奏曲が回帰する版や

36: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:42:44 ID:jWc

ムソルグスキー ホヴァンシチナよりシャクロヴィートゥイのアリア
「銃兵隊どもはねぐらで寝静まっている、ルーシの民も眠りに落ちておる……
だがルーシよ、そなたの仇は片時もまどろんではおらぬぞ」

(史実とは異なるが)シャクロヴィートゥイはピョートル大帝の密使として、
銃兵隊を告発し彼らが処刑されるように事をすすめた、いわばこのオペラの悪役なんやが、
彼に最良の音楽が与えられているのは何とも皮肉な話やで
彼がこのアリアで「誰がそなたを救ってくれるというのか?」と、
>>35のナロードと同じセリフをいうのには、モデストの皮肉っぷりをびんびんに感じますよ神

37: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)19:46:28 ID:jWc

ご覧になって下さってありがとう
〆はミーチャ兄貴やで~

ショスタコーヴィチ ピアノ五重奏曲

強烈な社会風刺・体制批判で知られるミーチャやが、
彼がガラスのように繊細な感性をもった作曲家であることはこの曲をお聴きになっていただければわかると思うゾ
チェロソナタもそうやけど、「繊細な音楽を書こうと思えば」

1001: 以下、クラオタちゃんねるがオススメ記事をお送りします
引用元:https://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1524304077/
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