1: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:15:54 ID:qyA
クラシック音楽に興味はあるけど難しそうで聞かない
聞いたけどやっぱりよくわからん
そんなニキが興味をもってくれると嬉しい
3: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:17:46 ID:qyA
なぜ興味を持ってほしいのか?
知ってる曲のジャンルが増えると
ちょっとだけ生活に彩りが増える…かもしれないからや
4: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:17:57 ID:kAz
6: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:20:20 ID:qyA
>>4
そっから始めよう思ってた
まず大前提としていい曲かどうかは自分が気に入るかで
決めてしまってええと思う
「この曲こそが至高。○○の曲はクソ」とかいう
ちょっと知ってる人の言葉は気にすんな
5: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:18:15 ID:Eg2
8: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:23:16 ID:qyA
そしてもう一つ
クラシックを聴くのになんのかんの理屈を学ぶ必要はない
それは自分が興味をもってからでいい
小説でもまずは適当に読んで面白いかどうかで判断すると思う
そっから気に入ったら作家の人生とか時代背景とか気にするやろ
それと同じや
9: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:25:34 ID:qyA
というわけでざっくばらんなクラシックお楽しみサイクル
自分のお気に入りを見つけることがまず最初や
10: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:27:02 ID:qyA
例えば今まで見た映画の中によさげな奴がなかったか?
映画のタイトルで検索すれば大抵曲名は見つかる
ええ時代になったなぁ!
11: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:30:12 ID:qyA
ちなワイをクラシックに引き込む原因となった曲を紹介しよう
メンデルスゾーン 真夏の夜の夢
ワイがこの曲を知ったのはドラえもん映画や
12: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:31:11 ID:qyA
「いやそんな言われても心当たりないなぁ・・・」
というニキに向けていくつか有名な奴を紹介する
13: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:35:43 ID:qyA
長いやつは全部聞く必要はないで
チャイコフスキー 弦楽セレナーデ
ハチャトゥリアン 仮面舞踏会「ワルツ」
ドビュッシー 月の光
14: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:37:13 ID:qyA
んで、何かお気に入りの曲があって
他のも聞きたくなったらまた曲探しの旅や
ただ闇雲に探すのは相当な労力や
そこでお気に入りの曲のジャンルから少しずつ
広げていくのをお勧めする
15: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:38:06 ID:qyA
してこの「ジャンル」が曲者や
やたら多い上に専門用語風でいかにも難しい
というわけでクラシックのジャンル分けを紹介する
16: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:46:33 ID:qyA
分け方にもいろいろとある
大きく分けると多分次の3つ
・時代別
・曲の組み立て別
・参加する楽器別
17: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:47:54 ID:qyA
一個ずつや
・時代別
曲が作られた時の流行りとか思想で曲の雰囲気を分ける
なんとか派みたいなのがそれや
18: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:49:23 ID:qyA
雑にいくとこんな感じやな
バロック→古典派→ロマン派→印象派→近現代
19: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:51:39 ID:qyA
バロックはまだ楽器も発達してない時代や
リコーダーとかが主流やな
この時は教会でのお祈りの音楽や
貴族が暇つぶしに楽しむような音楽や
ちな古典派になってもまだ主流は貴族の音楽や
20: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:53:50 ID:qyA
例えばこんなの
ヘンデル リコーダーソナタ ニ短調
このころの楽器はまだ音量が小さいことと
素朴で素直なのが多いな
21: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:56:47 ID:qyA
古典派
少し時代が進むと古典派と呼ばれるようになる
有名な人で言うとモーツァルトとかの時代やな
今までは数人規模だった音楽がだんだん大人数になる
いわゆるオーケストラがじゃかじゃかでてくるころや
22: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:59:01 ID:qyA
あ、先にいうの忘れとった
このころの音楽は何か感情とか主張が
曲に込められることは少なかった
少なくとも大っぴらではなかった
そんなこんなでいかにもクラシックな曲が多い
23: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)19:59:47 ID:Eg2
24: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:02:38 ID:qyA
>>23
「こんな雰囲気の曲にしたろ」くらいやろなぁ
だから曲名も用語だけで固めてあるのが多いな
さっきの「リコーダーソナタニ短調」というのも
リコーダーの曲でソナタっていう組み方のニ短調ですよ
くらいの意味しかない
25: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:06:06 ID:qyA
アイネ・クライネ・ナハトムジーク
例としてモーツァルトから
ちなこの曲名は「小さな夜の曲」という意味で
フワフワしたテーマはあるのかもしれんな
30: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:10:22 ID:Eg2
26: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:07:51 ID:Pqf
もうクラシック好きやけど専門的なこと知らんワイ、低みの見物
27: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:08:13 ID:qyA
・ロマン派
古典派からロマン派への移り変わりは結構大きい
まず「貴族のもの」から「庶民のもの」になっていく
それに伴って曲にも明確なメッセージが込められ始める
この辺からだんだんイメージしやすい曲が増えてくるんやな
29: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:09:39 ID:kAz
31: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:12:21 ID:qyA
>>29
すまんがはっきりとしたことは知らんのや・・・
オペラみたいな劇が広まったのもこの辺やから
お城の外でも音楽に触れる機会が増えたからやろか
32: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:13:01 ID:Eg2
時代的に何年くらい?
中産階級がちからつけたあたりか?
33: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:14:17 ID:qyA
>>32
wikipediaによると19世紀ぐらいかな
34: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:15:21 ID:qyA
ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」
ダダダダーン
ベートヴェンが有名になったのは
音楽に「テーマ性」を持ち込んで成功したからやと言われとる
35: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:15:46 ID:Eg2
せやったら資本家の出現が原因の一つとちゃうかな
絵画もこの辺りから裕福な市民向けにシフトしてるからな
36: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:16:33 ID:qyA
37: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:18:15 ID:Pqf
>>35
絵画はもうちょっと早いんやけど、概ね庶民が金持ち始めたからやろな
(庶民が集団で自画像を依頼したレンブラントの「夜警」とかはまさにそれ)
あとはパトロンだった貴族が力を失ったことも大きいと思うわ
38: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:18:27 ID:qyA
・印象派
このへんからちょっときちんとジャンル分けできるか怪しくなる
今まで守られてきた形式から逸脱し始めるからや
この印象派は新しめの人たちで
「思った通り感じた通り表現しよう」とする人たちやな
これこそ絵画でいう印象派と同じやと思う
39: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:18:56 ID:RhJ
40: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:20:11 ID:qyA
またドイツ、オーストリア中心だったのがフランス、イタリアにも
有名になる作曲家が出現するのもこのころや
41: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:20:36 ID:qyA
42: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:22:34 ID:qyA
印象派で有名なのはラヴェル、ドビュッシーのあたりかな?
全体的にふわふわっとした感じやな
(ラヴェル ボレロ)
44: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:24:42 ID:Pqf
>>42
印象派は聞いてて「心地いい曲」と誰かが評しててなるほどなあと思った
45: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:25:21 ID:qyA
>>44
全体的にそんな気合入れて聞くような曲は少ないな
その通りやと思う
43: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:24:28 ID:qyA
番外編
・国民学派
時代分けとは少し違うがこう呼ばれる作曲家は多い
要はメッカである欧州中心レベルの音楽文化を
自分の国にも作ろうとした人たちやな
46: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:27:20 ID:qyA
ワイら日本人には薄い感覚やが
自分たちの手で作った音楽文化は
独立国家たるには必須のものという思想があったみたいやな
主流の音楽に自分とこの民族音楽をミックスさせたんや
その土地の雰囲気が反映されてて聴き比べると面白いかもな
47: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:33:23 ID:qyA
※音量注意
ドヴォルザーク(チェコ)
スラヴ舞曲
ボロディン(ロシア)
韃靼人の踊り
グリーグ(ノルウェー)
山の魔王の宮殿にて
その土地の俗謡が使われてたり
神話がテーマになってたりや
ちなワイが好きな作曲家には国民学派が多い
48: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:40:26 ID:qyA
・近現代
このころになるとよりカオスになる
なにしろ政治的思想が露骨に影響してたり
より型破りな作曲家が登場してくるんや
人によってはこの時代の音楽をクラシックとは言わない
という主張をする
49: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:46:51 ID:qyA
ショスタコーヴィチ(政治に翻弄された人代表)
みんな大好きソ連の音楽やで
(交響曲第5番「革命」第4楽章)
50: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:47:16 ID:qyA
51: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:48:13 ID:qyA
掘り下げるときりがないので別方面のジャンル分けや
曲の組み立て方、形式別やな
52: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:49:14 ID:qyA
曲名にもなってたりする組曲とか交響曲
ソナタとかワルツとかそんなのや
53: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:51:20 ID:qyA
まぁタグ付けみたいなものやな
似たような雰囲気とか構成の曲を
グループにまとめて名前を付けたんや
54: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:52:12 ID:qyA
これは網羅するときついから各自気になったやつを
調べた方が早い気がする・・・すまんな
55: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:53:24 ID:qyA
有名な奴だけ
・交響曲
・組曲
長い。クラシックが長いというイメージを作ったのは
こいつらやと思う
56: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:54:51 ID:qyA
どちらもいくつかの曲を楽章として
複数の楽章で一つの曲を作っとる
違いは組曲には楽章構成にきまりはないが
交響曲には明確なルールがある
(時代が進むにつれてないがしろになる)
57: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:57:00 ID:qyA
また組曲はオペラの有名な奴まとめましたとか
神話とか伝承を曲にしましたみたいなのが多い
交響曲は作曲の腕の見せ所で作曲技法の発表とか
作曲家の思想の塊みたいなのが多い
娯楽小説と純文学の違いみたいなもんやろか
58: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:57:28 ID:qyA
59: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:58:28 ID:qyA
というわけで、お気に入りの曲が見つかったら
その曲のジャンルをwikipediaにでも聞いて
同じジャンルの曲を聴いてみよう
お気に入りが増えるかもしれんで!
60: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)20:59:11 ID:qyA
そんなこんなすると大体自分の好みがわかってくる
こうなるともう立派なクラシックファンやな
61: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:01:06 ID:qyA
くたびれたから休止や・・・
質問あったらどうぞ
分かる範囲で答える
62: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:06:22 ID:kYt
63: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:08:16 ID:qyA
>>62
ワイが一番納得する説明としては
「作曲家は脚本家で、指揮者は演出家で、奏者は役者」
っていうのかな・・・
同じドラマでもリメイクされると別作品みたいなもんだろうか
65: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:11:41 ID:h0l
ワイはロマン派ならショパン、近現代ならスクリャービンやラフマニノフが好きや
66: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:13:14 ID:qyA
>>65
ロシアの作曲家は日本人大好きよな
ワイも大好きや
67: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:17:41 ID:h0l
>>66
哀愁を感じる曲も多いわ
ブラームスの重厚感も好み
70: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:21:37 ID:qyA
>>67
ブラームスは大きい曲も小さい曲もええのが多いな
68: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:19:20 ID:yGz
70: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:21:37 ID:qyA
>>68
ミニマルはまぁまぁ現代の範疇でもええ曲あるで
久石譲もここのグループやし
69: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:20:28 ID:F4b
サティさんすこ
ポップスとクラシックの違いってなんや
クラシックの曲はどうやって作られるんや 具体的に知りたい
71: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:25:27 ID:qyA
>>69
難しいなぁ
クラシックの原義は「古くから人気」っていうことやからな
実際は管弦楽とか室内楽を指す言葉として使われるけど
教会の時代はお祈りのためとか
貴族のときは「おいなんか曲頼むわ」で
歌劇だったらお金を稼ぐためとか
作曲家が世間に訴えたいことがあったりと様々や
72: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:26:36 ID:qyA
答えになってないな
ぶっちゃけ言うと音楽業界がクラシックとポップスを
分けとるだけやと思うわ
例えばオペラなんかは当時にとってはポップスだったはずや
77: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:37:57 ID:F4b
76: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:36:44 ID:Pqf
イッチお疲れさまやで
存命の奏者(指揮者含む)で好きな人いる?
ちなみにワイはツィメルマンとムーティ
78: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:38:42 ID:qyA
>>76
アンドレ・プレヴィンかなぁ
プレヴィンのラフ2がハマりすぎて惚れたわ
80: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:42:21 ID:qyA
ちなこんな演奏会も海外にはあるよ、という例
プロオケがギャグに走るとこうなる
(ウイリアム・テル序曲 ~ タイプライター)
81: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:42:49 ID:qyA
83: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:37:00 ID:E8J
わいはラヴェルの弦楽四重奏とクープランの墓がすこです
82: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:44:18 ID:qyA
1001: 以下、クラオタちゃんねるがオススメ記事をお送りします
引用元:https://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1506852954/
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